2020.01.17 水銀灯生産終了

令和2年の新年賀詞会ではどの挨拶も「今年はオリンピックイヤー」が枕詞でした。でも経済界代表の誰もオリンピックバッチを付けていません。札幌の街にも市役所以外にはどこにも一枚の五輪ポスターも歓迎垂れ幕も下がっていません。聖火リレーまで6カ月を切ったのにこのような盛り上がり方で良いのでしょうか。
さて、今年の大事件であと6カ月を切ったものに水銀灯の生産終了があります。
2020年は水銀水俣条約が発効する年で12月31日に規制が開始されます。そのもっとも影響の大きいものに今年6月の水銀ランプの生産終了」があります。
環境省と経産省、日本照明工業会は昨年8月にチラシを作り、照明、電気工事業界には周知したようですが、実は官庁、自治体、企業の施設管理者でもこのことを知っている人はほとんどいません。
水銀灯は、工場・倉庫や学校、駐車場、公園防犯灯、トンネル、港湾、空港、ゲレンデなどいたるところで活躍してきた照明です。すでに蛍光灯も水銀灯も照明器具・安定器は昨年平成31年3月31日に生産終了しており、安定器の寿命が来ればLEDに交換せざるを得ない中、さらに6月を過ぎて球切れになったものもLED交換工事が必要になります。
通常、水銀灯工事には高所作業車や足場工事が必要で多額の工事費がかかります。来年度の予算に盛り込んでおかないと球切れで多額の修繕費がかかります。
さらに、いま環境省はPCB蛍光灯の回収と同じように全国規模の広告展開を準備しており、このことが全国に知れ渡ると水銀灯代替のLEDの在庫が払底し、生産待ちの状況になることが予想されています。
予算がない、資材がない、工事費が値上がりする、切れたままになるとどうなるか。公園や道路、港湾、トンネルがミニブラック状態になり安全、生命の危険にもつながります。

あかりみらいでは、すでに50近い自治体のLED化の見積もり試算を行い令和2年度予算案作成のお手伝いをしています。 図面を基にした概算見積もりならば無料で短期間で作成しますのでご遠慮なくお問合せください。

日本照明工業会からのお知らせ
2ページ目