消毒剤の備蓄



前号に続き、コロナウィルス対策情報です。
日々ワイドショーやニュースで新たな状況が報道されていますが、
これを見てなにを考え、行動するかが危機管理でありリーダの役割です。
前号でも書きましたが、もう「予防、手洗い、うがい、マスク」の段階から「地元に罹患者が発現する」危機管理レベルになっています。厚生労働省の通達か来ないから何もしなくてよいのではなく、職員、市民、町民、家族を守るために何をやらなくてはならないか情報収集して行動してください。

通常年でもインフルエンザに罹患する人が増える「札幌雪まつり」を観光した町民家族が帰ってきます。明日にも来週にも町職員が入院するかもしれません。そのときの対処マニュアルはできていますか。その職員の机まわり、トイレ、休憩所、公用車、職場全体の除菌が考えられる最善の対処です。そのための消毒噴霧の機材は揃っていますか。

町内にひとりの罹患者が出たとなると、いまのレベルの情報量では町民にパニック的行動が起きます。どこに電話して相談すればよいのか、どこの病院が受け入れてくれるのか、除菌はどうすればよいのか、職場閉鎖、学級閉鎖はしなくてよいのか、公共交通機関は安心できるのか。いまマニュアルを決めておいて早く公報してください。



いま中国武漢では消毒剤として毎日大量に生産消費されていますが、強力な殺菌作用を持ちながら人体に害を与えない殺菌・消臭剤に「次亜塩素酸水」があります。医療機関やホテル関係者では広く知られていて、ペットショップなどでも売っていますが、数年前からパナソニックが次亜塩素酸水噴霧器をテレビコマーシャルし始めてから注目されるようになりました。アルコールやエタノールに比べて殺菌力が強く、空間噴霧ができて価格が安いので全国で普及しています。炭疽菌、ノロウィルスや鳥インフルエンザにも有効で、病院の待合室、ホテルのロビーでも加湿器のような次亜塩素酸水噴霧器を見かけるようになりました。本州の私鉄、地下鉄では乗客の嘔吐物対策に車掌がスプレーボトルを携帯しているそうです。

いまコロナウィルス大流行の危機に対して、玄関にアルコール手洗い液を置いているだけという自治体は空間噴霧できる除菌ボトルを常備配置、備蓄してください。役場、町立病院や学校、避難所などに備蓄しておかないと、罹患者が発生したときに除菌剤が無いので「次亜塩素酸ナトリウムであるハイターやブリーチを希釈する」という危険を伴う最終手段を広めなくてはならなくなります。インターネットのフェイク情報にハイターを希釈してスプレーするとか、加湿器で噴霧するとよいとか絶対やってはならないことも流布しています。次亜塩酸ナトリウムと次亜塩素酸は別なものです。アルコールも空間噴霧は不可能です。正確な情報が必要です。
病院や食品工場では次亜塩素酸水製造機を自分で保有し、何トンもの次亜塩素酸水を除菌に使っています。数百万円のものなので自治体で導入して町民全世帯に除菌剤を配るということも現実的な手段です。(製造機は長期リースで導入することも可能です)


マスクが店頭から無くなったように次亜塩素酸水も生産が間に合わなくなっているという報道もあります。ひとりの観光客、感染者がでて対応を誤ればパニックにもなりかねません。マニュアルを作り、いまできる手段を用意しておいてください。