次亜塩素酸水NITEの中間発表について

メディア・関係者のみなさま

昨日のNITEの中間発表について各社の報道があり、
なかには誤報もあり次亜塩素酸水溶液を使っている全国の多くの人に誤解と不安を与えているので、
解説情報を送ります。



[NITE発表] https://www.nite.go.jp/information/osirase20200529.html 

『なお、「次亜塩素酸水」については、今回の委員会では判定に至らず、引き続き検証試験を実施することとされました。』

NITEが行う新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価について~よくあるお問い合わせ(令和2年5月26日版)~

[報道例]

NHK報道リード部分

製品評価技術基盤機構は、新型コロナウイルスの消毒目的で利用が広がっている「次亜塩素酸水」について、現時点では有効性は確認されていないとする中間結果を公
表しました。

⇐あっています。

NITEでは噴霧での使用は安全性について科学的な根拠が示されていないなどとして控えるよう呼びかけています。⇐間違っています。



YAHooニュース 

次亜塩素酸水、新型コロナへの有効性は確認されず。NITE調査 Impress Watch ⇐間違っています。(その後、サイトへの反論批判の書き込みで炎
上し、タイトルも変えたようです)



[越智コメント]

〇次亜塩素酸水溶液のウイルスへの有効性については過去の新型インフルエンザやO-157、ノロウイルスなどへの除菌効果から新型ノロウイルスにも効くのではな
いかと期待を集めています。

〇除菌液不足の中で感染防止をしなくてはならないときに、厚労省が「次亜塩素酸水はエビデンスがないので推奨できない」とするのに対して、4月15日に経産
省がNITEと試験するという発表がありました。

〇5月には北大玉城名誉教授研究グループと帯広畜産大学研究グループでそれぞれ「次亜塩素酸水溶液の新型コロナウイルスへの除菌効果試験結果は有効」との判
定を発表しています。

〇今回の製品評価技術基盤機構NITEの中間報告は「現時点では確認されていない」というもので有効性を否定しているものではなく、次回報告を待つものです。



〇委員会資料で添付されているファクトシートから報道を起こしている記事もありますが、ファクトシートは検討委員会時点での知見をまとめたもので随時修正される
ものです。

〇空間噴霧についてもNITEが試験をして危険性を警告しているという事実はありません。ファクトシートに参考情報として掲載しているのも次亜塩素酸水溶液を特
定した見解ではなく、「消毒液」という大きなくくりでの注意喚起で、同じく掲載されている厚労省の注意でも当初「次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧については」とあっ
たものを「次亜塩素酸ナトリウムに係る注意事項」であると追記修正しています。

〇WHO見解も米国CDC資料も「消毒剤」と記載されており次亜塩素酸水溶液を特定していません。当然「消毒剤」には毒性のある除菌液もあり、人体に影響のな
い規制値以下の濃度に希釈されるものもあり、厚労省のように次亜塩素酸水ナトリウムのことを言っているのかもしれません。次亜塩素酸水溶液でも濃度とペーハーに
よっては危険な場合はあります。⇐どなたかWHO、CDCに取材していただけませんか。

〇事故情報データバンクに報告された2例についてはメーカー名も薬剤名も濃度も確認しないまま掲載しており、薬剤の問題か使用方法の問題かも調べずに研究機
関の分析もないまま、書き込みだけで「人体への実際の影響がある」と断定するかのような記載がされています。

〇WHOに指摘されるまでもなく、勘違いして次亜塩素酸ナトリウムを空間噴霧している人がいます。中国や韓国では重症者がでています。「次亜塩素酸水溶
液」と「次亜塩素酸ナトリウム」は別ものです。次亜塩素酸水溶液について報道するときには読者・視聴者が勘違いしないように必ず注意してください。



〇ファクトシートでいくつも引用されている福崎智司先生の「次亜塩素酸の科学-基礎と応用-」には、P91~P104 「第7章 次亜塩素酸水溶液の超音波霧
化による施設環境の殺菌」の章で「次亜塩素酸水は空間噴霧が有効であり人体にも安全である」と書かれてあります。(添付) ここの部分だけファクトシート資料に引
用されていないことが不思議です。 ⇐どなたか岡山県工業技術センター研究開発部長(2012年当時)に電話取材してください。



全国で長年現実のいろいろな除菌に活躍していて、いままでも新型インフルエンザや0-157の拡大防止に活躍し今年もこれからの食中毒、ノロウイルス対策に使
用され、次のシーズンのウイルス対策にも期待される次亜塩素酸水溶液については新型インフルエンザ感染予防対策はもちろんこれからの「新しい生活」のためにももっ
とも期待できる除菌液です。

次亜塩素酸水溶液は紫外線に弱く効果のある期間が短いという欠点がありましたが、パウダーならば必要なときに必要なだけ新鮮な除菌液を作ることができます。

NITEの今後の予定でも「電気分解法以外で生成したもの」も継続検討されると記載がありますので試験してもらえることを期待しています。



メディアのみなさまにはできる限りの取材協力をしますので、多方面の研究と実用について正確に前向きに取材報道してください。北大玉城名誉教授もアドバイスして
くれます。

北海道の復活と「新しい生活」に向けてESI㈱と㈱あかりみらいが全道自治体に寄贈している「高純度次亜塩素酸水溶液生成パウダー」による住民配布を実行してい
る自治体にも先日ある団体から怪文書メールが届いています。国民の命が掛かり、生活が変わっていくこの非常事態においてさえも業界の利権や自分の市場を守ろうとす
る団体や活動家の間違ったアピールや情報に惑わされずご取材ください。



PS. この件で朝から何件も問い合わせがある中に、いま東京のある名誉教授から「ノーベル賞受賞者の山中教授がご自身の情報発信のHPで、ジクロロイソシアヌ
ル酸ナトリウム(次亜塩素酸水溶液生成パウダーの主原料)を使って消毒をした後にはウィルスは検出されなかったという論文を紹介しておられました!」という情報を
いただきました。 ⇐ どなたか取材してください。