寄稿記事 ARTICLE
2026年08月03日
熊本被災地へのメッセージ
熊本地震で連日の猛暑の中で大勢の人たちが苦しんでいます。
物資の支援もボランティアの受け入れも始まりましたが、現地にぜひ以下の情報を伝えてください。
🔲車から電気をとれば扇風機も使える
私たちは北海道ブラックアウトの経験から車から電気を取れることを知っています。停電が続く地域でも1500ワットのコンセントのついた車からならば、携帯充電も扇風機もLEDの明かりもテレビもパソコンも使うことができます。避難所にプリウスやハイブリッドカーのコンセント車を配備してください。体育館1棟のサバイバル用途には十分な電気が供給されます。
コンセントのない車でも、軽自動車でもシガーライターから100ワット程度の電気を取ることができます。カー用品店でコンセントに変換するコンバーターが売っているので用意しておくと軽自動車でもミニ自家発電機となります。
2019年の北海道ブラックアウトでは、地元のコンビニエンスチェーンのセイコーマートが停電マニュアルとして備えていたキットにより、この普通車からの電気で小さな照明とレジ周りの電気を確保することで、水や食料を地域に販売することができました。千葉県大停電では、東京電力や自動車メーカーがハイブリッドカーの現地出動支援を行いました。残念ながら、現在の電気自動車は、高価な転換装置が必要で、一帯停電で充電基地も使えない中で電気を使い尽くすと役に立たなくなります。ハイブリッドカーは満タンで四日間はアイドリングしたままで持ちます。公用車には発電機の機能も考えて、コンセント付きハイブリッドカーを採用してください。
🔲次亜塩素酸水で手を洗う
能登半島地震では、断水して手が洗えない地域でノロウィルスによる食中毒が発生しました。ノロウィルスにはアルコールは効きません。ハイターやブリーチなどの漂白剤を薄めて除菌液にするという危険な指導をしているところもありますが、漂白剤で手を洗うことなどできません。人体に安全な次亜塩素酸水なら手を洗っても食材を洗っても安心です。次亜塩素酸水はカット野菜やもやしの除菌洗浄に使われ、歯医者ではうがい水にも使っています。
能登半島地震では水で流せないトイレの悪臭に苦しんでいました。緊急時にはトイレの水や手洗いにプールの水を活用してください。プールの水は次亜塩素酸水そのもので、普段プールで泳ぐ分には口に入れても害はなく、病気も移りません。断水していない時ならば塩素殺菌された水道水も薄い次亜塩素酸水です。
また大分市火災では100人程度の避難所で、十数人もの新型インフルエンザ患者が発生しました。自治体からの要請で次亜塩素酸水を超音波加湿器で空間に噴霧するキットを緊急搬送し活用してもらい流行は治まりました。
🔲津波に備えるならば救命胴衣を
もう一つ、必ず来る南海トラフ地震、首都直下地震、日本海溝・千島海溝地震による大津波に備えて、救命胴衣を配置しておいてください。高齢者や幼児や障碍者は津波タワーに逃げる事はできません。必ず津波に追いつかれて溺れて死ぬことがわかっているならば、救命胴衣を着てから逃げることをマニュアルにしてください。
何度も繰り返される大災害に、こういう経験や情報を活かさなくてはなりません。メディアの方は今日の災害をしのぐ方法を現地に届けてください。防災担当の方は、明日の災害に備えるために経験をマニュアル化して防災訓練に取り入れてください。
副首都法案が通り誘致合戦が繰り広げられているようですが、首都機能移転の議論は、本来、利権や予算分捕りの話ではなく、日本沈没級の首都直下型地震が来たときの政府機能の移転の議論です。大東京の被災者支援と100万人規模の避難民移送、受け入れ、避難所の運営等、防災関係者は真剣にシビアシミュレーションしてください。
🔲停電、感染用品を寄贈します
あかりみらいでは被災地域の支援のため、車から電気を取るための電流制限付き安心給電キットと、感染対策のための次亜塩素酸水精製パウダーと空間除菌のための超音波加湿器を避難所の数だけ寄贈しています。100箱単位でも送りますのでご遠慮なく申し出てください。
≫停電対策に車を活用
≫避難所に感染対策用品を寄贈
≫能登半島地震での次亜塩素産水の活用