寄稿記事 ARTICLE
2026年08月05日
高市総理への提言書
政府「エネルギー需給構造強靭化総合計画」へクーラーの電気料金を半減させる省エネ技術の普及促進を織り込む提言書が高市早苗総理の手元に達しました。現在は、経産省、環境省などへの調査が指示されている模様です。
この提言書は、ホルムズ海峡封鎖が続く中、日本のエネルギー危機と物価高、電気料金高騰対策として、これを解決する現実的な省エネルギー政策として、完全LED化と空調の自然冷媒化を提言したものです。
先週7月28日、衆議院第一議員会館高市早苗事務所にて、第一政策秘書に提言書を託してレクチャーしたところ、空調分野の画期的な省エネ技術である自然冷媒ガス転換技術に高い関心をいただきました。「必ず総理に渡す」という約束をいただき、国の新たなエネルギー政策と物価高対策に役立つことを期待しているところです。
🔲クーラーの電力使用量が半分に
クーラーの冷媒ガスであるフロンガスをノンフロンの自然冷媒ガスに替えることで現在の消費電力量が半分以下になるという事実が多くの導入例で実証されています。
その原理はドロドロ血液をサラサラ血液に変えることで心臓の負担も減り、健康体になっていくといったイメージです。
クーラーでは室外機と室内機をつなぐ細い管の中を小さく重い分子のフロンがぎっしり詰まっていて、それを高速で循環させるためにコンプレッサーの電力量が消費されています。これを大きくて軽い分子の炭化水素系自然冷媒ガスに交換すると充填量も少なくて済み、密度も小さくなるので、コンプレッサーは軽々と回転し、電力消費量は半減するのです。
毎日、全国で熱中症でお亡くなりになる悲惨なニュースが流れていますが、電気消費量が減って電気代が半分以下になればクーラーの設定温度をもっと低く設定し快適な夏を過ごすことも可能になります。クーラーの電気代が半分になることで、日本中の家計も経営も財政も楽になり、健康と命が守られるのです。
🔲日本が地球温暖化の犯人?
フランスやイギリスで熱波で数千人が亡くなっています。フランス人やイギリス人は貧しくてクーラーを買えないわけではありません。地球温暖化の犯人となるフロン禁止のためにフロンを使った製品を規制している国々から見て、「代替フロン」と名前を変えてクーラーを1人1台まで普及させフロンを漏らし続けている日本はどのように見えるでしょうか。「地球温暖化の犯人は日本だ」と国際的な批判が集中する可能性もあるのが現実です。これを根本から解決するのがノンフロンの自然冷媒ガスへの転換です。代替フロンのさらなる「代替」として次世代技術のノンフロンガスに転換していけば良いのです。技術の進歩が世界を救います。
🔲既存業界の妨害
現在はまだノンフロンガスクーラー製品は販売されていないため、室外機からガスを交換する簡単なドロップインと呼ばれる方法が採用されています。これに対してフロンガスの在庫を大量に持つ空調業界は「自然冷媒ガスは燃える」というデマを流してまで妨害しています。これは天に唾を吐き自分の顔に落ちてきているようなもので「フロンガスも炭化水素ガスも燃える。同じような発火点で480度を超えるとどちらも燃える」というのが事実です。世界中でクーラーのガスが燃える火災が起こっていないように自然冷媒ガスに変えても火災は起きません。さらに消防の方は知っていますが、フロンガスは燃えると猛毒の青酸ガスに変わることから災害火災現場等では消火作業現場には酸素ボンベによる装備が必要となっています。自然冷媒ガスは燃えても漏れても安全で地球温暖化にはつながりません。
既に転換が始まっている冷蔵庫や自販機製品と同じように、最初からノンフロンガスが充填されたクーラーが発売され、世界の人がその恩恵を受けることが待たれます。
≫高市総理への提言書
詳しくは以下の環境新聞をご覧ください。
≫環境新聞 2026年7月8日号
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