寄稿記事 ARTICLE
2026年10月26日
異常気象はクーラーのせい
11月2日夜の東京MXテレビで生出演して、地球温暖化の原因のフロンを自然冷媒に転換することで解決できることについて解説します。
10月下旬になっても猛暑日となり熱中症の人が出る異常気象。毎日のようにどこかで線状降水帯の豪雨警報がだされ、巨大台風、山林火災、渇水など異常気象が日常になっています。
この原因が20世紀の産業革命からの二酸化炭素の増加による地球温暖化によるものという学説はほぼ定着しています。この二酸化炭素の数百倍から数万倍の温室効果をもたらす化学物質が多くあり、その最もウェイトが高いもののひとつがフロンです。
私たちの身の回りでは、冷蔵庫やエアコンの冷媒として使われていて、ここから漏れるガスが地球温暖化を進めています。1930年代に夢の冷媒として発明されたフロンが数十年かけて大気圏に届いて温室化を進めているのですから、毎年異常気象が拡大多発しているのは当然です。
これを根本から解決するにはノンフロンガスに転換するほかなく、冷蔵庫や冷凍ストッカーでは既に製品化されていて政府の補助対象にもなっています。
ところが、日本のフロン排出量の半分以上を占めるエアコンでは、いまだにフロンが使用され、そこから漏れたり、廃棄時に大気放出されるフロンガスが温暖化を進め続けています。いわば「暑いからクーラーを設置する。設置したクーラーからフロンが漏れる。地球はさらに暑くなる。」という地球温暖化の悪循環が進んでいるのです。
このエアコンのフロンガスを二酸化炭素よりも温室効果の少ない自然冷媒ガスに替えることで革命的に地球温暖化対策が進みます。
今、世界で普及している炭化水素系自然冷媒ガスにオーストラリア製のハイチルガスがあり、世界70カ国で採用され、カーエアコン分野ではトヨタ、日産、ホンダなど日本の全メーカーも含め世界800車種に使われています。
このハイチルガスの組成が、フロンに比べて分子量が大きいのに重さが軽い特性からエアコンのコンプレッサーの電力量を半減することがわかっています。つまり血液ドロドロの人の心臓に比べて、血液サラサラの人の心臓の負担が半分で済むと言う理屈です。
いま、この自然冷媒ガスをフロン冷媒ガスと交換することで電力使用量が半分になる、つまり電気料金負担が半分になるのですから、これは物価高対策、電気料金高騰対策であり、経済・産業界のコストダウン対策であり、財政削減対策になります。
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この提言が高市総理に届き、環境省フロン対策室と経産省オゾン保護課との情報交換を始めていて、こちらからはクーラーのガス交換への補助や交付金対象とすることなどを提言しています。
地球温暖化による異常気象が過去最大になっているように、湾岸紛争や世界情勢で電気料金が過去最高を更新しています。東日本大震災で原発を停止した日本では、それ以前と比べて3倍にもなる電気料金を払い続けています。
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何もしないでいるのではなく、いまここにある解決策を実行しましょう。
自治体では熱中症対策として国の補助金で普及させた学校のクーラーの電気料金増に悩んでいます。電気料金には補助が出ません。さらに避難所として体育館にもクーラーを設置することが決まっています。
ハイチルガスへの交換は設備を工事することなく、室外機からガス交換するだけですので、費用も少なく電気料金の削減範囲で実行できます。
月に1度のオンラインセミナーで解説していますので、どうぞ勉強してください。
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