寄稿記事 ARTICLE
2024年08月09日
南海トラフ巨大地震注意とは
昨日8日、宮崎県日向灘を震源にM7.1の地震が発生し、津波警報も発令されました。今回初めて南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発令されています。
9月防災月間に行う防災訓練のシナリオを作っている市町村も多いと思いますが、この「巨大地震注意」の意識と実践レベルを常時の備えにしてください。元旦の能登半島地震のように宮崎県以外のどこでも巨大地震も津波も明日にもあり得ると考えるのが防災です。
津波に備えるにはハザードマップの津波・水害予想地域に救命胴衣を配備するのが一番現実的な救命手段です。車を持たないお年寄りや子供や身障者が避難タワーに間に合わなくても、救命胴衣を着装して逃げるならば津波に呑まれても生き延びる可能性は飛躍的に高まります。お亡くなりになっても遺体は回収できます。
9月の予算要求に一着数千円の救命胴衣を沿岸対象分予算化してください。避難タワー1基の10分の1の予算で1万人の命を救う可能性が生まれます。
≫月刊クォリティ 2024年7月号
巨大地震による津波でなくても線状降水帯による河川氾濫被害が日常的に発生しており、これからの台風シーズンに向けても備えが必要です。津波からの避難や避難所設営の訓練も必要ですが、水が引いた後の施設の消毒についてもマニュアル化しておいてください。
泥水や汚水に浸ったフロアの消毒には次亜塩素酸水が有効です。
水害消毒作業動画をご覧ください。
≫水害被害の後片付けに次亜塩素酸水が活躍しています
【防災資材寄贈について】
防災月間に向けてマニュアル修正、備蓄整備を行っている自治体へ、避難所の感染対策、悪臭対策に50グラムで300リットルの次亜塩素酸水を生成できるパウダー製品を寄贈します。
詳しくは以下のホームページをご覧ください。
≫感染防止用空間除菌機器を寄贈します
添付の寄稿記事にも解説していますが、停電時にはコンセント付ハイブリッドカーから1500Wもの電気を取ることができます。ハイブリッド車1台で避難所となる体育館1棟分のサバイバルが可能です。
ただし、人工呼吸器や吸痰機などを持って避難してくる方々のためには電圧制御が必要となります。当社が開発した電流制限装置付きケーブルコード30台の寄贈もしますのでお問い合わせください。
≫安心給電キットを寄贈します