寄稿記事 ARTICLE
2024年09月20日
衝撃のCM
アイリスオーヤマ㈱が衝撃のテレビCMを流しています。
≫省エネソリューション「最後の1本」篇
≫省エネソリューション「みんなの声」篇
首都圏だけに放映されているのか、先日まで気がつかなかったのですが、照明の歴史を彩る傑作CMです。
あかりみらい通信や自治体ワークス、環境新聞などで昨年来警告してきた照明の2027年問題をたった30秒で全国民の頭に刷り込む名CMです。
今年2月に経産省、環境省連名で出された事務連絡は、いまだに届いていない自治体セクションもあり、民間へは市町村が周知することになっていた無責任通達でした。
本来ならば昨年11月の水銀水俣条約締結と同時に政府が全国の官民に知らせるべき緊急事態でしたが、一民間コンサル企業の意見広告と照明メーカーのテレビコマーシャルで知ることになった行政の失策です。
この2027年問題にはアイリスオーヤマさんが言っているように「でも安心してください、LED管をレンタルします」という解決策しかありません。
自治体の膨大な施設の数えきれない蛍光管にも10年長期リースならば電気代の削減範囲内ですぐにスタートできます。
すぐにスタートしないと、全国自治体だけでなく民間の莫大な交換需要がLED管の供給を払底させます。
アイリスCMが地方で流されていないのは、供給の見合いをみながら流しているのではないでしょうか。
自治体の2027年問題担当課のみなさま、または縦割りの施設管理担当のみなさまは、いますぐに来年度の予算要求に全施設のLED化対策予算を計上してください。首長、議員のみなさまは予算査定で速やかに予算案を通して、年度内でもスタートさせてください。
ただし、数百、数千にのぼる施設の数十万の照明のLED化予算を積算するのは極めて困難です。建築営繕の担当マンパワーでは到底捌ける仕事ではありません。
全職員総出で数ヶ月かけて照明種別毎に数を数えて、さらに1年かけて物価本をめくり、公共工事単価を掛けて積算するしかありません。その試算がでるころには中国からの輸入資材が高騰し、働き方改革で工事費も倍増しているかもしれません。2027年までまだ3年あるのではなく、もう資材と工事屋の分捕り競争は始まっているのです。
アイリス流に言うと、「でも安心してください」「あかりみらいが、AI図形認証プログラムで予算試算をして、リース設計も削減電気料金も削減CO2量も算定します」
≫AI図形認証プログラム
あかりみらいでは、今月、全国の自治体の照明2027年問題を解決させる「自治体完全LED化パーフェクトマニュアル」を出版し、全国自治体に贈呈しています。
今頃には全国都道府県市町村の秘書課宛に郵送されているはずなので、秘書課の方はお手数ですが首長さまと2027年問題担当課、教育委員会にお届けください。
≫自治体完全LED化パーフェクトマニュアル
また、LED化予算要求に悩んでいるみなさまに解決策を詳しくアドバイスするオンラインセミナーを開催しているので、ぜひ参加してください。
≫2027年問題解決策セミナー
NHK『おはよう北海道』であかりみらいの活動が放映されました。